📝【症例報告】バスケットボールによるランナー膝（腸脛靭帯炎）｜25歳女性の改善例

主訴：膝の外側の痛み、ジャンプ時の痛み

25歳女性。学生時代からバスケットボールを続けており、練習や試合中に膝の外側に強い痛みを感じるようになり来院されました。
特にジャンプ後の着地やダッシュの瞬間に痛みが走り、プレーに支障が出ていました。

来院時の症状

• 膝外側部の圧痛（腸脛靭帯の摩擦部）
• ジャンプ後の着地時に痛み
• 階段の昇降でも違和感
• 太もも外側・臀部の筋緊張

「大会が近いので、なんとか早くプレー復帰したい」との希望で施術を開始しました。

ランナー膝（腸脛靭帯炎）とは？🏀

ランナー膝は、腸脛靭帯が膝の外側で大腿骨と擦れることで炎症を起こす障害です。
ランニングだけでなく、ジャンプ動作や切り返しの多いスポーツ（バスケットボール・サッカーなど）にも多く見られます。

当院での施術内容💆‍♀️💡

1. 手技療法
   腸脛靭帯・大腿筋膜張筋・臀筋群の筋緊張を緩和し、膝外側へのストレスを減らしました。
2. 鍼治療
   膝外側および臀部の関連筋にアプローチし、炎症と痛みの緩和を促進しました。
3. 生活習慣アドバイス
   ストレッチのタイミングや方法、練習量のコントロール、シューズの見直しなどを指導し、再発予防を目的としました。

経過と結果📈

週1回の施術で回復を促進し、ストレッチ・セルフケアを自宅でも継続。フォームの改善と下肢の柔軟性強化により、再発防止を実現しました。

考察

バスケットボールのように反復ジャンプや急な方向転換が多い競技では、腸脛靭帯炎が起きやすくなります。
手技療法・鍼治療・フォーム指導を組み合わせることで、筋膜リリースと神経緊張の緩和が進み、競技復帰が早まりました。
当院では、スポーツ経験のあるスタッフが、競技特性を踏まえたアドバイスも行っています。

患者様の声💬

「鍼治療が特に効果的で、痛みがすぐにおさまりました。スポーツに復帰できて本当に嬉しいです。」

内部リンク

👉 膝の痛みに関する施術例（症例集）

外部リンク

👉 JCHO東京山手メディカルセンター：腸脛靭帯炎（ランナー膝）