📝【症例報告】デスクワークによる頚椎椎間板ヘルニア|30代女性の症例
🔶 主訴:首の痛みと腕のしびれ
30代女性の患者様が来院されました。デスクワーク中心の生活で、慢性的な首の張りとともに、腕にしびれが時々出現。日常生活でも首を動かす際に痛みが増す状態に悩まれ、症状改善を目指して施術を希望されました。
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朝起床時に首が回しにくい
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デスクでのタイピング中に腕にしびれが走る
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肩こりとともに首まわりが硬く感じる
🧠 頚椎椎間板ヘルニアとは?
頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨(頚椎)と骨の間にある椎間板が突出し、神経を圧迫することで生じます。
特にデスクワークでの前傾姿勢は首に負担をかけ続け、椎間板への圧迫や神経刺激が起こりやすくなります。
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典型症状:首の痛み・上肢のしびれ・筋力低下など
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好発部位:C5/6やC6/7(肩・腕のしびれが出やすい)
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治療法:保存療法(手技療法・姿勢改善・鍼治療など)が中心
🧑⚕️ 当院の施術内容
✅ 手技療法
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頚部・胸郭周囲の筋膜リリースと筋緊張緩和
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可動域制限のある関節へのアプローチ
✅ 鍼治療
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首〜肩の深部筋緊張を緩和し、神経への圧迫を緩和
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血流促進と自然治癒力アップを図る
✅ 姿勢矯正・エクササイズ指導
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デスクワーク時の正しい姿勢と立ち上がり姿勢の指導
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胸郭・肩甲帯・頚部の連動性を高める軽運動を導入
📈 施術の経過と結果
回数 | 経過内容 |
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初回 | 首の可動域が広がり、しびれが軽減。姿勢指導を実施。 |
2回目 | デスクワーク時のしびれ頻度が減少し、安定感が向上。 |
4回目 | 首の痛みが日常的には感じなくなり、姿勢改善が定着。 |
6回目 | 腕のしびれがほぼ解消。日常生活と仕事で快適に。 |
🗣️ 患者様の声
「姿勢のアドバイスがとても役立ちました。
首の痛みも減り、腕のしびれがなくなって本当に助かりました。」
💡 自宅でできるセルフケア
✅ デスクワーク中の1時間ごとに軽いストレッチ
✅ 胸をひらくエクササイズ(腕を後ろに伸ばす)
✅ スマホの持ち方とモニターの高さ調整