📝【症例報告】パソコン作業によるばね指|30代女性の改善例
主訴:指の付け根の痛み、引っかかり感
30代女性。仕事で日常的にパソコン作業を行っており、長時間のキーボード操作やマウス操作が続く生活を送っていました。
次第に指の付け根に痛みを感じるようになり、指を曲げ伸ばしする際に引っかかるような違和感が出現。
特に朝や作業を始めた直後に症状が強く、「このまま悪化しないか不安」とのことで来院されました。
来院時の症状
- 指の付け根の痛みと圧痛
- 指を動かす際の引っかかり感
- 長時間のパソコン作業後に症状が悪化
- 前腕から手指にかけての筋緊張
触診および動作確認の結果、パソコン作業による反復動作の負担が原因で、腱や腱鞘に炎症が生じている状態と判断しました。
ばね指とは?
ばね指は、指を動かす腱とそれを包む腱鞘に炎症が起こり、
指の曲げ伸ばし時に引っかかりや痛みが生じる症状です。
パソコン作業では、同じ指を長時間使い続けるため、
腱への負担が蓄積し、ばね指を発症するケースも少なくありません。
当院での施術内容
本症例では、炎症の軽減と指への負担を減らすことを目的に施術を行いました。
- 手技療法
指の付け根だけでなく、前腕・手首・手掌部の筋緊張を丁寧に調整しました。
腱の滑走を妨げていた周囲組織を緩めることで、指の動きがスムーズになるよう促しました。 - ストレッチ
指・手首・前腕のストレッチを行い、柔軟性と血流の改善を図りました。
自宅でも無理なく行えるストレッチを指導し、再発予防につなげました。 - 生活習慣のアドバイス
パソコン作業時の指の使い方や休憩の取り方、
手や指に負担をかけにくい姿勢についてアドバイスを行いました。
経過と結果
| 回数 | 経過内容 |
|---|---|
| 初回 | 施術後、指の動かしやすさが向上。 |
| 2回目 | 引っかかり感が軽減し、痛みも減少。 |
| 4回目 | 日常生活・仕事中の違和感がほぼ消失。 |
| 6回目 | 痛みなくパソコン作業が行えるように。 |
考察
パソコン作業によるばね指は、指だけでなく前腕や手首の筋緊張が関与しているケースが多くみられます。
今回の症例では、前腕部の硬さが腱の動きを妨げ、炎症と引っかかりを引き起こしていました。
手技療法で筋緊張を緩和し、ストレッチと生活習慣の見直しを行うことで、
指への負担が軽減し、症状改善につながったと考えられます。
早めにケアを行うことで、慢性化を防ぐことが重要です。
患者様の声
「手技療法がとても効果的で、痛みがすぐにおさまりました。生活習慣のアドバイスもとても参考になりました。」
