正月太りをリセットする方法 ~前編~

どーも、お正月に食っちゃ寝食っちゃ寝の生活で案の定のボリュームアップを果たしたコバヤシです(;´Д`)

皆様、本年も雨に濡れた捨て猫に向けるような愛といたわりをよろしくお願いいたしますm(__)m

さて、お正月にボリュームアップされた同志のために今回は痩せるためのコツのお話をします。

増えたものの正体

食っちゃ寝生活で増えた体重。

そもそも体重の内訳ってどんなかザックリいうと筋肉内臓、そして体脂肪です。

※その他に胃腸や膀胱の内容物や血液やリンパ液等の体液などがあります。

この中で筋トレで増えるのが筋肉。

食っちゃ寝で増えるのが体脂肪。

この不本意にも増えてしまった体脂肪には3つの種類があります。

皮下脂肪・・・皮膚の下にありクッションや防寒の役割をする。体脂肪の大部分を占める。

細胞一個当たりの大きさが大きい。つきにくいが落ちにくい。女性の方が多い。

内臓脂肪・・・主に腹筋の内側で胃や腸の周りにあり生活習慣病と強く関連している。

細胞一個当たりの大きさは皮下脂肪より小さい。つきやすいが落ちやす。男性の方がつきやすい。

異所性脂肪・・・皮下脂肪にも内臓脂肪にもなれなかった脂肪。筋肉・心臓・肝臓・膵臓の内部や周りにつく。

日本人はつきやすい。

脂肪はエネルギーの貯蔵タンクなので使われずに余分となったエネルギーが蓄積されたものですが、

その性質から内臓脂肪は普通預金(出し入れしやすい)、皮下脂肪は定期預金(出し入れしにくい)に例えられます。

運動もせずにゴロゴロして過ごした私の体の中では以下のことが起こりました。

こんな感じで増えてしまった体脂肪。

体脂肪1キログラムに蓄えられたエネルギー量はなんと約7,000キロカロリー!!

キリン一番搾り(350ml)なら50本分(17.5ℓ)。

ご飯(お茶碗普通盛150g)なら28杯分(1升と2合)。

ガーナミルクチョコレートなら25枚分(1.25㎏)。

これだけのカロリー量が蓄えられているとのこと(゚Д゚;)

脂肪1キログラム分の運動

先ほど挙げたとおり体脂肪1キログラムはとんでもないカロリーの塊です。

それだけのカロリーの塊を消すには逆に7,000キロカロリーを使わなきゃなりません。

もし今私が、以前に心拍数のはなしの投稿でお話しした80%の運動強度でランニングして

7,000キロカロリーを一日で燃焼するためには

1キロメートル5分30秒のペースで96キロメートル走らなければなりません。

当院がある焼津駅南を出発して国道150号線&1号線をひたすら東に9時間近く走り続けて芦ノ湖まで行くと

ちょうど7,000キロカロリーの運動になります。

※ここ最近で最も運動強度80%に近い記録を参照。ペースや距離は個々の運動能力によって変わります。

☝は趣味程度にたまにランニングしている40歳男子(私)の場合です。

無理でしょ、無理デス。私には到底出来ませんorz

途中で喉乾いてコーラでも飲んでらその分更に消費しなきゃならないし、何よりそんなことしたら

どんなに頭の中で『サライ』をエンドレスリピートしたとしても体が壊れるでしょう。

 

と、いうことで一日で脂肪1キログラム燃やすのは諦めます。

一ヶ月で達成するには8キロメートルを週3回とか6キロメートルを週4回走る計算になります。

オッ!これなら行けそうです。

二ヶ月で達成するなら距離または頻度は半分でいいので更にハードルが下がります。

 

しかし、この計算は運動以外の生活でのエネルギーの収支がとんとんの場合の話。

私たちは皆、飲んだり食べたりすることでエネルギーを摂取します。

点滴したり光合成しない限り摂取カロリーは口から入ってくるもののカロリー量がそのまま摂取カロリーとなります。

摂取カロリーと普段の消費カロリーのバランスがつりあっていて、その上乗せ分として上記のランニングをした場合なら

確かに脂肪1キログラムは燃焼できるでしょう。

でも、こってりしたラーメンを食べたい日もあるでしょう。

誰かがケーキをお土産にもらってくるかもしれません。

日々たくさんの誘惑・挫折の種は身の回りいたるところに潜んでいますから

武士のような精神でそれらをはねのけるのは至難の業です。

摂取カロリー<消費カロリーの状態でなければ蓄えられた脂肪は燃焼しないので

摂取カロリーが増えれば消費カロリーも増やさなければなりません。

先ほど話に出てきたコーラ500㎖のカロリー量は225キロカロリー。

消費するにはやや早歩きのウォーキング(体重60㎏の人が時速5㎞歩いた場合)で1時間。

摂取するのは簡単なのに消費するのはなかなか大変なのです(;´・ω・)

 

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