📝【症例報告】スマートフォン操作によるばね指|25歳女性の改善例
主訴:指の付け根の痛み、ばねのような動き
25歳女性。日常的にスマートフォンを長時間使用しており、SNSの操作やメッセージ入力、動画視聴などで指を頻繁に使う生活を送っていました。
次第に指の付け根に痛みを感じるようになり、指を曲げ伸ばしする際にばねのように引っかかる動きが出現したため来院されました。
特に朝起きた直後や、スマートフォンを使い始めた時に症状が強く、「日常生活に支障が出てきた」と不安を感じていました。
来院時の症状
- 指の付け根の痛みと圧痛
- 指を動かす際のばね様現象(引っかかり)
- 長時間のスマートフォン操作後に症状が悪化
- 前腕から手指にかけての筋緊張
触診および動作確認の結果、スマートフォン操作による反復動作の負担が原因で、腱および腱鞘に炎症が生じている状態と判断しました。
ばね指とは?
ばね指は、指を動かす腱とそれを包む腱鞘に炎症が起こることで、
指の曲げ伸ばし時に引っかかりや痛みが生じる症状です。
スマートフォン操作では、同じ指を長時間・高頻度で使うため、
若い世代でもばね指を発症するケースが増えています。
当院での施術内容
本症例では、炎症の鎮静化と指への負担軽減を目的として施術を行いました。
- 手技療法
指の付け根だけでなく、前腕・手首・手掌部の筋緊張を丁寧に調整しました。
腱の動きを妨げていた周囲組織を緩め、指の動きがスムーズになるよう促しました。 - 鍼治療
圧痛の強い腱鞘部や関連する筋へ鍼治療を行い、血流改善と炎症の鎮静化を図りました。
施術後には指の引っかかり感が軽減する変化がみられました。 - 生活習慣のアドバイス
スマートフォンの持ち方や操作時間の調整、
指や手を休ませるタイミングについて具体的に指導しました。
経過と結果
| 回数 | 経過内容 |
|---|---|
| 初回 | 指の動かしやすさが向上し、ばね様の動きが軽減。 |
| 2回目 | 痛みが大幅に減少。 |
| 4回目 | 引っかかり感がほぼ消失。 |
| 6回目 | 日常生活での違和感なく過ごせるように。 |
考察
スマートフォン操作によるばね指は、指だけでなく前腕や手首の筋緊張が関与しているケースが多くみられます。
今回の症例では、前腕部の硬さが腱の滑走を妨げ、炎症と引っかかりを引き起こしていました。
手技療法と鍼治療で筋緊張と炎症を緩和し、生活習慣の見直しを行ったことで、
指への負担が軽減し、症状改善につながったと考えられます。
早期に適切なケアを行うことが、慢性化を防ぐポイントです。
患者様の声
「鍼治療が特に効果的で、痛みがすぐにおさまりました。指の動きが良くなり、日常生活が楽になりました。」
