📝【症例報告】靭帯の肥厚による腰椎脊柱管狭窄症|70代女性の改善例
主訴:腰の痛み、足のしびれ
70代女性。数年前から腰の痛みと足のしびれに悩み、長時間の歩行や立ち仕事が難しくなってきたため当院に来院されました。特に朝の動き出しや長時間の家事で症状が強く出ていました。
来院時の症状
- 腰の痛み(立位・歩行時に悪化)
- 足のしびれと重だるさ
- 長時間立つと腰が伸ばしにくい
- 歩行距離が短く、途中で休む必要がある
「できるだけ手術を避けて、日常生活を楽にしたい」との希望で施術を開始しました。
靭帯の肥厚による腰椎脊柱管狭窄症とは?🧠
腰椎脊柱管狭窄症は、加齢に伴い靭帯が厚くなったり、骨が変形したりすることで神経の通り道が狭くなり、痛みやしびれを引き起こす疾患です。
特に黄色靭帯の肥厚は神経圧迫の大きな要因となり、下肢のしびれや間欠性跛行(歩いては休む症状)を生じます。
当院での施術内容💆♀️💡
- 手技療法
腰部や骨盤周囲の筋緊張を緩め、可動域を改善。 - マッサージ
臀部〜太ももにかけての筋膜リリースを行い、血流促進と筋柔軟性を向上。 - 鍼治療
腰部および下肢のツボに刺鍼し、痛みとしびれを緩和。
経過と結果📈
回数 | 経過内容 |
---|---|
初回 | 腰の痛みが軽減、足のしびれも少し緩和。 |
2回目 | 歩行距離が延び、休まず歩ける時間が増える。 |
4回目 | 腰痛が大幅に改善、足のしびれも軽快。 |
6回目 | 痛み・しびれともにほぼ消失。日常生活が快適に。 |
週1回ペースで施術を継続し、ストレッチや姿勢改善のセルフケアを指導しました。
考察
靭帯の肥厚による腰椎脊柱管狭窄症では、神経圧迫と筋緊張の悪循環が症状を悪化させます。
手技療法+マッサージ+鍼治療の組み合わせは、神経周囲の環境を整え、痛みとしびれの改善に非常に効果的でした。
患者様の声💬
「腰の痛みが取れて、足のしびれもほとんどなくなりました。歩くのが楽になって本当に嬉しいです。」