40代女性、リンパマッサージ師の肘と腰の痛みが改善した症例報告

概要

40代の女性が、肘と腰の痛みを訴えて来院されました。患者さんはマッサージ師であり、施術に伴う肘と腰の負担が大きいお仕事です。
当院は、整骨院・整体師の同業者の方も多く通われる実績があり、技術力や最新の治療法に定評があります。今回の患者さんも、信頼できる施術を求めて当院にお越しいただきました。


問診と検査

症状の詳細

患者さんは、右肘の内側に痛みがあり、物をつかむ動作や施術時に痛みが増すと訴えていました。肘の内側上顆(肘の内側の突起部分)を押すと強い痛みが出て、内側上顆炎(ゴルフ肘)の疑いがある状態でした。また、腰にも慢性的な痛みがあり、特に長時間の立ち仕事後に強くなるとおっしゃっていました。

姿勢・筋肉の状態

検査では、腕の筋肉(特に前腕屈筋群)に過度の緊張が見られ、腰部の筋肉にも張りがありました。リンパマッサージの際に体を前屈させることが多く、肘と腰に負担がかかりやすい姿勢が影響していると判断しました。


治療内容

1. 肘の治療

肘の内側上顆炎に対して、まず痛みを軽減させるためにマイクロカレント療法とアイシングを施しました。続いて、手技による前腕屈筋群の緊張緩和を行い、肘の負担を軽減しました。さらに、テーピングで肘のサポートを行い、施術時の負担を軽くする工夫も取り入れました。

2. 腰の治療

腰の疲労性痛には、手技療法を用いて筋肉の緊張を緩和し、骨盤の歪みを整える施術を行いました。また、仕事中の姿勢改善に関するアドバイスや、自宅でも簡単にできるセルフストレッチを指導しました。

3. 再発予防

施術後も同じ症状が再発しないよう、セルフケアの方法も紹介しました。特に、リンパマッサージの施術後に行える腕と腰のストレッチをお伝えし、症状の予防を図りました。


経過と結果

4回目の施術を終えた頃には、肘の痛みが大幅に軽減し、仕事中の支障がほぼなくなりました。腰の痛みも緩和され、仕事後の疲労感も軽減したとのことです。また、患者さんは施術中の痛みによって制限していた仕事の内容を徐々に戻せるようになり、以前のようなパフォーマンスで施術が行えるようになったと喜ばれています。


まとめ

今回のケースでは、リンパマッサージ師という特有の仕事の負担が肘や腰に蓄積され、内側上顆炎(ゴルフ肘)と疲労性の腰痛が引き起こされていました。適切な治療とセルフケアのアドバイスにより、症状が改善し、患者さんの仕事のパフォーマンスも戻りました。

当院では、治療を通じて同業の整骨院や整体院、治療家の方からも信頼をいただいており、高度な技術と実績をもとに多くの症例に対応しています。今後もプロフェッショナルな視点で患者さん一人ひとりに適切なケアをご提供し、症状の再発防止をサポートしていきます。

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