楽器の演奏による腱鞘炎・ばね指|28歳女性の症例報告【やいま整骨院】

📝【症例報告】楽器の演奏による腱鞘炎・ばね指|28歳女性の改善例

主訴:指の付け根の痛み、ばね指

28歳女性。日常的に楽器の演奏を行っており、練習量が増えた時期から指の付け根に痛みを感じるようになりました。
次第に、指を曲げ伸ばしする際に「カクン」と引っかかるような症状(ばね指)も出現し、細かい指の動きが必要な演奏がつらくなったため来院されました。

「演奏を続けたいが、このまま悪化しないか不安」とのお悩みを抱えていました。

来院時の症状

  • 指の付け根の痛みと圧痛
  • ばね指特有の引っかかり感
  • 長時間の演奏後に痛みが増す
  • 前腕から手指にかけての筋緊張

触診と動作確認から、楽器演奏による反復動作の負担(使い過ぎ)が原因で、腱や腱鞘に炎症が起きている状態と判断しました。

腱鞘炎・ばね指とは?

腱鞘炎は、腱とそれを包む腱鞘が擦れ合うことで炎症を起こし、痛みや腫れが生じる症状です。
炎症が進行すると、指を動かす際に引っかかりが生じるばね指になることがあります。

楽器の演奏では、同じ指の動きを長時間繰り返すため、腱への負担が蓄積しやすく、腱鞘炎やばね指が起こりやすい傾向があります。

当院での施術内容

本症例では、炎症を抑えるだけでなく、指にかかる負担を根本から軽減することを目的に施術を行いました。

  1. 手技療法
    指の付け根だけでなく、前腕・手首・手掌部の筋緊張を丁寧に調整しました。
    腱の動きを妨げていた周囲組織の硬さを緩めることで、指の動きがスムーズになるよう促しました。
  2. ストレッチ
    指・手首・前腕のストレッチを行い、柔軟性と血流の改善を図りました。
    演奏後に自宅でも行える簡単なストレッチを指導し、症状の再発予防につなげました。
  3. 鍼治療
    圧痛の強い腱鞘部や関連する筋へ鍼治療を行い、炎症の鎮静化と痛みの軽減を図りました。
    施術後には指の動かしやすさの改善が見られました。

経過と結果

回数 経過内容
初回 指の動かしにくさが軽減し、引っかかり感が減少。
2回目 ばね指症状が明らかに改善。
4回目 演奏中の痛みがほぼ消失。
6回目 痛み・ばね指ともに改善し、演奏が楽に行えるように。

考察

楽器演奏による腱鞘炎・ばね指は、指だけでなく前腕や手首の筋緊張が大きく関与します。
今回の症例では、前腕部の硬さが腱の滑走を妨げ、炎症と引っかかりを引き起こしていました。

手技療法とストレッチで動作の土台を整え、鍼治療で炎症を抑えたことで、指への負担が軽減し、症状改善につながったと考えられます。
早期に適切なケアを行うことで、演奏を休まずに改善できるケースも多くあります。

患者様の声

「ストレッチの指導がとても役に立ちました。手首の痛みが改善され、楽器の演奏が楽になりました。」

内部リンク

👉 手・手首・指の痛みに関する施術例(症例集)

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